例えばバネは1mm変形させるのに1g必要、2mm変形させるのに2g必要といったように変形量とそれに必要な力が比例する(範囲がある)が、ゴムは1mm変形させるのに1g必要、2mm変形させるのに1.5g必要といったように、変形量とそれに必要な力が比例する(範囲がほぼ無い)ことがない
そんなゴムだが、全く計算しないよりかはざっくり計算した方がマシな場合があるかもしれないので、ショアA、アスカーCをヤング率に換算した値を記載する。
正確に計算したい人は何十万~百万円もするシミュレーションソフトを使ってやった方が良い。
ショアAとアスカーCの関係
経験則から出した計算式なので精度の確認は出来ていないが以下に載せる。
経験則から出した計算式:(アスカーC)=32.6×Ln(ショアA)-53.8
↓ちなみにショアAを出す式に換算するとこうなる↓
(ショアA)=e^[{53.8+(アスカーC)}/32.6]

ショアA、アスカーCとヤング率の関係
経験則から出した計算式:(ヤング率[MPa])=1.36×e^{0.0485×(ショアA)}
ショアAとヤング率のグラフ

ショアA95:ゴルフボール
ショアA90:野球の硬球
ショアA70:野球の軟球
ショアA50:消しゴム
ショアA7:人肌

アスカーCとヤング率のグラフ

